スマートホンアプリ④ ワイデックス

ワイデックス
ワイデックスのアプリは「BEYOND」で、アプリを使用出来る補聴器もビヨンドになります。
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初期画面ではボリューム変更(両耳同時)とプログラム変更が可能です。
音質調整画面のイコライザーで低音・中音・高音の調節をすることや、音量調節で、左右個別にボリューム設定を行うことが出来ます。
また、テレコイル/マイクのプログラムでは、サウンドミキサー画面でバランス調整を行います。
イコライザー
左右個別のボリューム
サウンドミキサー
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指向性の方向を選択することができ、指向性前方・後方・右・左の4方向から選択します。
スクリーンショット
電池残量電池残量や接続状況の確認をします。
補聴器を探す機能を持っています。

電源の入った補聴器が近くにある場合、スマホが補聴器に近づくほど青い円が小さくなり、補聴器が遠くにある場合は、最後にペアリングが途切れた場所が地図上に示されます。
スクリーンショット
スクリーンショット
その他に動画で以下の内容が説明されています。

・電池交換方法
・電源オン/オフの切り替え
・耳あかガードの交換方法

スマートホンアプリ③ シグニア

シグニア
myControlシグニアのアプリは「my Control」で、対応している器種は

◆NX耳かけ型(Pure 10以外)
◆Primax Pure 13 BT
最初の画面でボリューム変更(両耳同時・左右個別)、プログラム変更、指向性設定(方向と範囲)が行なえます。
ボリューム変更(両耳)
ボリューム変更(個別)
プログラム変更
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指向性指向性の方向は、前方・後方・右・左の4つから選択します。

前方以外を選択した場合は範囲の変更は出来ませんが、前方を選択した場合は範囲をカスタマイズ出来ます。
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サウンドバランスの変更と、フライトモード設定、サウンドバランス・電池残量の確認ができます。
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お知らせ音の音量を変更できます。
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電池交換アラーム音間隔を1・3・5・7分の中から選択します。オフにも設定できます。
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電池投入遅延時間を6・12・18秒の中から選択します。オフにも設定できます。
その他、使用環境騒音の状況や使用時間、発生の記録などを確認することができます。

スマートホンアプリ② オーティコン

オーティコン
オーティコンのアプリは「Oticon ON」。

アプリと接続できる器種は『Opn』のみで、アプリで調節出来る内容は、まだ多くはないようです。
最初の画面でボリューム変更とプログラムの変更(選択)が出来ます。
ボリューム変更(両耳同時)
ボリューム変更(左右個別)
プログラム変更
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補聴器電池の残量を確認できます。
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補聴器を探す。

補聴器とスマホが最後にペアリングされていた場所が地図上で示されます。
電源が入っている補聴器がわりと近くにあると、補聴器に近づいているのか遠ざかっているのかを、バーの長さで示します。

小金井手話広場 7月

旅行するの手話
今月20日に手話広場を開催しました。
今回は片桐幸一氏を講師にお招きしました。
片桐さんは旅行会社のHISにお勤めで、ユニバーサルツーリズムデスクで聴覚障害者の受付を担当されています。
温泉の手話
以前は受付で相談に乗ったり旅行を企画したりが専門だったということですが、今はそれだけではなく添乗員としてもお客様と一緒に世界中を飛び回っていらっしゃるようです。
飛行機の手話
片桐さんがこのお仕事を始めたころには、他の2つの旅行会社でも聴覚障害者専用のツアーがあったようですが、現在はHISだけということですので、興味のある方はネットで「HIS 手話」で検索してみてください。

(「HIS 手話」のホームページはこちら)
新幹線の手話
講演後は交流会に参加していただいた片桐さん。
それほどお酒は飲んでいらっしゃいませんでしたが、ご自宅が小金井から近いというわけではないのに、遅くまでお付き合いいただきました。
お帰りは大丈夫だったでしょうか…。

スマートホンアプリ① リサウンド

リサウンド
リサウンド Smart3Dリサウンドにはスマホ用アプリが2種類あります。

リンクス3D・エンツォ3D用の「Smar 3Dアプリ」。
リンクス²・エンツォ²・アップスマート用の「Smart アプリ」。
リサウンド
Smartここではリンクス3D9シリーズをスマホで調節する場合を紹介します。
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ホーム画面で、プログラム変更とボリューム変更が出来ます。
図では左右個別にボリューム設定ができる画面になっていますが、左右同時に調節することも可能です。
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音質の変更。
低域・中域・高域と周波数を3分割して、それぞれの上げ下げが可能です。
ことばをハッキリさせるには高域を上げますが、キンキン・シャリシャリというよな違和感が少し強く感じるかもしれません。
低域を強めると安定感のあるような聞こえですが、言葉がややボンヤリした感じになり、雑音も気になってくるかもしれません。
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雑音抑制レベルの変更。
「 オフ / 弱 / 中 / 中強 / 強 」のどれかを選択します。
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指向性幅の変更。
「 広い / 中程度 / 狭い / 自動 」の4つの中から選択します。
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風切り音抑制。
屋外で使用する場合に風切り音を抑制します。
「 弱 / 中 / 強 」の3つの中から設定。
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ワイヤレス音量ワイヤレス機器の音量設定
ワイヤレス機器を使用中にワイヤレスからの音量と、補聴器マイクから入力される音声の音量をそれぞれ調節出来ます。
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お気に入り。
ある場所に行って調節したデータを記憶させ、次に同じ場所に行った時に、同じ聞こえを再現させることが出来ます。
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遠隔サポート。
販売店と遠隔サポートの設定を行っていれば、簡単な調整であれば販売店は出向くことなく、自宅から調整を依頼して、調整されたデータを受け取ることが出来ます。
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補聴器を探す補聴器を探す。
補聴器とペアリングしていたスマホで、補聴器を探すことが出来ます。
スマホと接続していた補聴器をどこかに置いてきてしまった場合や、どこかで落としてしまった場合などでは、スマホと補聴器の距離が一定以上離れて接続が途切れた場所を地図で表します。
また、電源の入った補聴器が家の中で見つからない場合では、スマホのゲージを見ながら家の中を移動すると、補聴器に近づいているのか遠ざかっているのかゲージ長さで知ることが出来ます。

防災訓練

7月初めのことなので、少し前になりますが。
小聴協と手話サークル、小登連(小金井市登録手話通訳者連絡会)の3団体の災害対策委員が、市内のある町会の防災訓練に参加しました。
写真
消火栓の使い方を教わったり、消火活動:放水などや、倒壊した家屋の下敷きになっている方を、ジャッキを使って救出することなどを実際行いました。
写真
市で行っているわりと大がかかりな防災訓練には3団体で毎年参加していますが、町会単位で行っているものに参加したのは初めてです。

こちらがいろいろと訓練させてもらうのも目的の一つでしたが、地域には聞こえない人も一緒に暮らしているので、避難所などにもそういう人がいるということを考えていただくことが大きな目的でしたが、その目的は果たすことは出来ませんでした。

消防士などの専門家から細かく説明をしてもらい、実際やってみるという内容が多かったので、訓練中に参加者の皆さんにろう者を理解してもらうことはなかなか…。

それでも最後の炊き出しの時などには、良い交流ができたのではと思っています。
ビブス
小金井では避難所などではろう者にはピンクのビブスを着てもらいます。
その人たちには音声だけでは情報が伝わらないということを地域の皆さんに少しでも分かってもらうめ、今後も各町会などの訓練に参加していくことを続けなければと思っています。

地域では私たちと面識のないろう者も多いと思いますので、もし避難所等で黄色いビブスを見つけたら、手話で話しが出来ますので、声をかけて下さい。
ビブス

阿波踊り

阿波踊り
最近小金井では、夕方から阿波踊りのお囃子が聞こえてきます。
阿波踊りといえば徳島で8月に開催されるものですが、東京でも各所で行われています。

一番有名なのは高円寺阿波踊りでしょうか。
踊り手は1万人。見物客は二日間で100万人にもなります。本番当日は、高円寺の見物客は身動きもできないくらの混雑。
阿波踊り
杉並区聴覚障害者協会は「たつのおとしご連」を作って、手話サークルの仲間と一緒に毎年高円寺阿波踊りに参加しています。

私も5~6回踊ったことがありますが、とても盛り上がって楽しいですよ。

混在する中見物に行って大変な思いをするくらいなら、参加する方が楽(らく)ですよ。それに楽(たの)しい。
阿波踊り
その阿波踊りが小金井でも今月28・29日に、40近くの連が参加して行われます。
今、それに向けての稽古があちこちで。
店から見物するのは初めてなので、よく見えるのかどうか分かりませんが、応援していますので頑張ってください。

当日、よく見えた時には写真をアップしますね。

周波数変換

鍵盤
周波数変換は、高周波数域の認知機能が低下した方に、高周波数の音をそれより低い周波数の音に変換し、聞き取ってもらおうとする機能です。

変換の方法は大きく分けると二つの方法があり、一つは周波数圧縮、もう一つは周波数移行です。

「リサウンド」「フォナック」シグニア」が圧縮、「オーティコン」「スターキー」「ワイデックス」は移行の方法を導入しています。
周波数
聞こえない音が聞こえるようになるので、喜んで使用される難聴者もいらっしゃいますし、音質が気に入らず使いたくないという方も。

先日、あるお客様の補聴器の調整を行いました。他店で購入された補聴器で、私が調整するのは初めて。
訴えは、最近職場の環境が変わり非常に気になる音が周りにあり、同僚の聴者はそれほど気にしていないが、自分にとってはとても気になるのでなんとかしてほしいとのこと。
その音をスマホに録音してお持ちになりました。

高域の電子音のやや大きな音でしたが、利得をどのように変更しても改善しませんでした。(もちろん、大きく利得を下げれば不快音は解消するでしょうが、そこまで利得を下げることはできません。)

周波数変換(移行)が最強に設定されていたので、周波数変換の利得を下げてみましたがあまり効果は…。
ところが、それをオフにしてみると途端に効果を感じてもらえました。
周波数
その方に周波数変換について聞いてみると、それについての説明は聞いたことがないようで、購入した店舗のフィッターが、高域の聞こえが低下しているお客様に対して、良かれと思って難しい話はせずに設定していたようです。

周波数変換機能をオフにしたのは数日前で、オフにして実生活で問題がないのかどうか、答えはまだ出ているわけではありませんので、また報告させていただきますね。

夏は終わった!

野球
梅雨が明けたばかりでこれからが夏本番なのに…

ですが、私にとっては夏が半分終わってしまったような。
今年は特に早々と。
私は小学校の時から始めた野球を、学生時代はずっとやっていました。
小学校の時の夢はプロ野球の選手ではなく、高校野球で甲子園に出ること。
私が入学した済々黌(せいせいこう)高校は、当時は長く甲子園から遠ざかっている状況でしたが、3年生の時に運よく21年ぶりに夏の甲子園に出ることができました。

その時受けた大応援団の声援が忘れられず、後輩が甲子園に出る時には、出来るだけ応援に行くようにしています。
野球場
私が高校を卒業した後、甲子園で7試合行っていますが、そのうちの6試合は東京から応援に行きました。(済々黌の大応援団は、甲子園でも有名です)

今年は熊本県予選を勝ち抜くのは難しいかなと思ってはいましたが、予選初日の一回戦で…
9回途中まで勝っていたのですが、逆転負けしてしまいました。
写真は2012年の夏と2013年の春の甲子園です。
当時のエースの大竹君は、今春早稲田大学を卒業して、ソフトバンクホークスに入りました。
まだ1軍の試合には出ていませんが、応援をよろしくお願いします。
野球場
私が入学した済々黌(せいせいこう)高校は、当時は長く甲子園から遠ざかっている状況でしたが、3年生の時に運よく21年ぶりに夏の甲子園に出ることができました。

その時受けた大応援団の声援が忘れられず、後輩が甲子園に出る時には、出来るだけ応援に行くようにしています。

スマホをリモコンに

スクリーンショット
補聴器業界の方々にとっては今や知れ渡っていますが、スマホを補聴器と接続させてリモコンとして使用することができます。
メーカーごとにアプリが違うので、細かい調節が出来るメーカーのものもあれば、まだ簡単なことしか出来ないものもあります。
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現在、数名の方々に補聴器の試聴貸出しを行っていますが、全員の方が補聴器とつながるスマホをお持ちでした。

試聴中の方の半数が補聴器は初めての方で、半数は買換えを検討中の方ですが、皆さんスマホをリモコンとして使用できることに驚いているとともに便利さを感じてもらえています。
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本来であれば初めてお使いになられる方には、一定のボリュームで使用していただき、慣れるにしたがって徐々に聞こえを上げていくのが一般的な調整方法だとは思いますが、リモコンを使っていただくのも補聴器に慣れていただく一つの方法かなと思っています。
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最初はこちらの設定よりはボリュームを抑え気味に使われていますが、環境音が聞こえることが当たり前と少しずつ感じるようになり、ボリュームも段々と上げられるようになることを期待しています。