JAPAN補聴器フォーラム2018

補聴器フォーラム
9月22日・23日の二日間、JAPAN補聴器フォーラム2018が開かれます。
会場は秋葉原UDX イベントスペース アキバ・スクエア、開催時間は22日が10:00~17:00、23日が10:00~16:00。

フォーラムセミナー内容

  • 市民公開講座「難聴・耳鳴りと補聴器」
  • 親と教師のための難聴児教育セミナー
  • 補聴器メーカーによる事業者向けセミナー

フォーラムイベント内容

  • 認定補聴器技能者による補聴器相談
  • 補聴器メーカーによる補聴器展示、紹介
  • 周辺機器、便利機器の展示、紹介
  • 毒蝮三太夫トークショー
  • 補助犬デモンストレーション
  • その他ハワイアンバンドとフラダンスのミニステージ等
会場写真
会場写真
会場写真
セミナーは事前申し込みが必要となっています。
今年で3回目のフォーラムになり、過去には2013年と2015年に開かれ、どちらも大盛況でした。
ただ、2015年は会場のつくりや狭さでやや??ということもありました。今回は初回と同じ会場となり、さらに盛況となることが予想されます。

私は仕事があって参加できないのが残念です。
参加して何か良い情報が得られたという方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

フォーラムの詳細についてはこちらをご確認ください。

セミナーの申し込みはこちらより。

障害者総合支援法での補装具費支給で…

補聴器
先日、“目から鱗”という出来事がありました。

聴覚障害で障害者手帳を持っている方は、申請すれば補聴器購入時に一定額の支給を受けることが出来ます。
一般的には2級・3級の方は重度難聴用耳かけ型補聴器(67,300円)、4級・6級の方は高度難聴用耳かけ型補聴器(43,900円)の90%の金額の支給を受けることが出来る。
店舗
申請は前回申請から5年以上経過しないと再申請出来ないが、大きな故障などで修理に高額な費用がかかる場合などでは、例外的に5年以内でも申請が認められる場合がある。

また高度難聴と重度難聴での上記の金額の他、イヤモールドやダンパー入りフックが必要な場合や、耳かけ型が装用出来ない方で耳あな型補聴器が認められた場合など、もう少し高額な支給を受けられることもある。
通常5年に1回1台(片耳)認められるのが、医師の診断で両耳に補聴器が必要とされた場合には、1回で2台(両耳)が認められることもある。
この前まで補聴器メーカーにいた私でも、上記のようなことは情報として知ってはいました。

お客様と接する現場にいた方にとっては何を今更…、ということなのでしょうが…。
メーカーに勤務していた頃に、たまには販売店に呼ばれて現場でお客様と接して調整や販売を行うことはあったのですが、このような手続きをすることはありませんでしたので、私にとっては知らないことでした。
聞こえない
難聴先日来店されたお客様は、手帳4級(高度難聴)。
今まで、福祉対応での補聴器購入の経験はないとのこと。両耳に自費で購入された補聴器をお持ちでしたが、左の補聴器が故障したということで来店。
買い替えを希望されたので総合支援法について説明。早速、役所に申請し必要書類を持って再度来店されました。専門医の意見書が必要ということで、補聴器相談医を紹介し、その病院へ行っていただきました。
この方の平均聴力は右:80数dB、左:90数dB。

両耳とも90dBを超えると3級(重度難聴)となりますが、この方の場合は両耳とも80dBを超えるという4級(高度難聴)。
医師の意見書は「左耳に重度難聴用耳かけ型補聴器」ということでした。手帳が4級なので高度難聴用と思っていましたが…。

まだ最終的に認められたわけではありませんが、役所に問い合わせたところ、決定するのは東京都だからまだ分からないとしながらも、医師が重度用と指定していて聴力的にその補聴器が必要であれば認められることが多いですよという話でした。
補聴器くん
都道府県によって、あるいは担当者によって考え方が違うでしょうから、必ず認められるということではないのかもしれませんが。

確かに、手帳が4級だからといって高度難聴用補聴器では、この方の左耳にはパワー不足です。考えれば分かりそうなことですが、これまで考えたことがありませんでした。

まだまだ勉強しなければならないことが色々とありそうです。

小金井手話広場 8月

家族の手話
小金井手話サークルの夜の部で行っている手話広場ですが、本来は毎月第3金曜日に行っています。
ただ、8月はお盆の時期に重なるので、31日に開催することになっています。
親の手話
今月講演を行っていただけるのは久しぶりに地元のろう者。
両親もろう者で、ご主人もろう者。
現在子育て中で、お子さんもろう学校幼稚部に通っています。

デフファミリーの中で育った彼女の手話はとても魅力的で、テーマは未定(私が知らないだけか?)ですが、その手話を見るだけで価値があります。多くの方の参加をお待ちしています。

ろうあ者講演後には彼女も交流会に参加してもらえます。
そちらもぜひどうぞ!
ろうあ者の手話
日時:8月31日 19:00~21:00
場所:小金井 宮地楽器ホール1F(マルチパーパススペース)
地図

ダイアログ・イン・サイレンス

先日、ダイアログ・イン・サイレンスを体験してきました。
静寂の中でコミュニケーションを取っていくものです。
1998年にドイツで初めて開催され、日本でも昨年から開催されるようになりました。
昨年も行きたかったのですが、自分の都合の良い日のチケットが取れず体験できませんでした。

始まる前にスタッフの方から色々と説明があるのですが、音の出るものの持ち込みがNGですので、腕時計、ブレスレット、イヤリング、財布等は、全てコインロッカーに。

最後に写真を撮っても良いコーナーがあるということで、携帯電話のみ持ち込みOKですが、フライトモードにするか電源をOFFにする必要があり、マナーモードではNGです。

今回私たちのアテンドスタッフは「タカ」さん。手話の世界では知られているろう者です。
体験中は声を出すことは当然ですが、手話も禁止でした。

難しい会話はありませんが、参加者のコミュニケーションスキルを平等にするために禁止されているのだと思います。
写真
「タカ」さんと私。

「タカ」さんも手話は使わないのですが、声がなくても説明していることが皆にしっかり伝わるんです。“さすが”というしかありません。
ちなみに皆さん声は出しませんが、もし声が出ても聞こえないように、遮音のヘッドホンを着用しています。

ちなみに、静寂の世界を体験するダイアログ・イン・サイレンスとは別に暗闇の世界を体験するダイアログ・イン・ザ・ダークもあります。
私はダークの方はまだ体験したことがありませんが、ダークを体験する時には、おそらく恐怖感のようなものが生じると思います。サイレンスの場合は言いたいことが通じないのでは…とか、相手が言っていることが分からなかったらどうしよう…、というような不安はありますが、恐怖感とまではいきません。

恐怖はありませんが、不安は的中というか、自分の表現力の足りなさを痛感しました。

体験した内容をここで書くのは控えますが、一度は体験してみられることをお薦めします。

ダイアログ・イン・サイレンス

自動ボリュームアップ機能Ⅱ

③スターキー(経験管理)

最初の利得を設定し、1ヶ月後(一日8時間使用)の目標利得を2つの選択肢から選んで設定しますが、1つは利得上昇幅が大きいので、使用出来るのは実質1つのみ。

利得を細かく設定出来ませんが、ほぼ問題ない利得上昇幅になっています。
経験管理
④フォナック(自動順応マネージャー)

最初の利得を設定し、30日後(一日12時間使用)の利得の選択肢はいくつかありますが、最低の利得上昇幅を選択しても4~5dB上がるので、1ヶ月で設定するのは難しいと思われます。
期間を60~70日に設定しておき、1ヶ月後に設定し直すかOFFにするような方法が必要。
自動順応マネージャ
⑤オーティコン(自動アダプテーションマネージャー)

最初の利得を設定し、1ヶ月後(一日10時間使用)の利得の選択肢はいくつかあります。
目標利得のカスタマイズは出来ませんが、最低の利得上昇幅を選択すれば2dB程度の幅になっていますので、これを選択すれば問題ないと思われます。
オーディコン
⑥リサウンド(アクセプタンスマネージャー)
リサウンド
リサウンド
最初の利得を設定した後、4週間後(一日8時間使用)の目標利得をカスタマイズ出来ますので、どのようにでも設定可能です。
期間は4週間後だけではなく多くの選択肢があります。

結果的に、シグニアとリサウンドの2メーカーは、自由に設定することが可能なので使いやすい。
ワイデックス・スターキー・オーティコンの3メーカーは、最適な設定を選択すれば問題なく使用出来そうです。フォナックは設定するのに少し注意が必要ということになります。

自動ボリュームアップ機能Ⅰ

初めて補聴器を装用される方に対しての補聴器の設定で、普通の会話がよく聞こえるように利得(ボリューム)を上げてしまうとうるさ過ぎて補聴器を使用できないことがしばしばあります。

初装の方ですので、補聴器が上手く使用出来ているかの確認などもあり、最初の2~3ヶ月は1~2週間に1度は来店していただき、問題なく使用出来ているか、実際に使ってみての疑問点はないかなどお話しを伺うと共に、聞こえ方の微調整を行います。

音質的な調整も行いますが、最初は小さめに設定しておいた利得を、徐々に上げていくという調整も行います。

その、徐々に利得を上げていくという調整のみであれば、どのメーカーの補聴器でも自動に行える機能を備えています。
ただ使い勝手が良いのもあればそうでないのも…。

機能としては数ヶ月の間に徐々に数dB利得が上がるようにも出来ますが、初めて補聴器を使う方用ですから、数ヶ月も来店していただかないというのは通常はないと思いますので、4週間(1ヶ月)の期間で利得を2dB程度上げることを想定してみます。


①シグニア(自動ボリュームアップ)
最初の利得を設定し、4週間後(一日8時間使用)の目標利得で周波数ごとに何dB上げるかを設定するか、4週間後の目標利得を設定し、現在の聞こえはそこから何dB下げた状態に設定するかカスタマイズ出来ますが、後者はやや設定が難しく前者であれば使いやすいと思います。
シグニア
②ワイデックス(順応)

最初の利得を設定し、4週間後(一日12時間使用)の利得を3つの中から選択出来ますが、選択肢の内の2つは上がる利得が大きすぎるため、実際に使用出来るのは1つのみになってしまいます。

利得のカスタマイズが出来ないのは残念ですが、最良の1つの選択肢の利得設定は、ほとんど問題のない利得上昇だと思います。
ワイデックス

背番号10 勝ちました! 大竹耕太郎

選手
ソフトバンクホークスの大竹耕太郎投手が8/1の西武ライオンズ戦に先発し勝利投手になりました。
8回を投げ5安打2失点に抑えました。

1回にホームランを打たれて2点取られた時は、どうなることかと心配でしたが…。

元々コントロールは良いピッチャーですが、四球を恐れず球を低めに集め四球を2つ与えてしまいましたが、三振も6つ奪ってすばらしい投球でした。

3日前までは背番号133の育成選手でした。育成出身で初登板で先発し勝利投手になったのは史上初だそうで、次の登板も楽しみです。

ヒーローインタビュー
ヒーローインタビュー

スマートホンアプリ⑥ スターキー

スターキー
スターキーのアプリは「TruLink」で、これを使える補聴器は『Halo iQ』です。
スクリーンショット
初期画面でボリューム変更が出来、同じ画面で両耳同時、左右個別の両方のボリューム変更が可能です。
また、電池残量の確認も出来ます。
スクリーンショット
プログラムの変更を行います。
スクリーンショット
パーソナル画面のサウンドスペースで音質を変更することが出来ます。
パーソナル画面のノイズマネージャーで雑音抑制を項目ごとに設定することが出来ます。

・指向性の設定
・風切り音抑制のレベル設定
・定常雑音の抑制レベル設定
・スピーチノイズの抑制レベル設定

指向性は「無指向性」「指向性」「ダイナミック」「アダプティブ」のノイズマネージャー 人混みノイズマネージャー ノイズ4つの中から選択します。

雑音抑制レベルは1~4の4段階、またはOFFの5つの中から設定します。
スクリーンショット
スクリーンショット
スクリーンショット
スクリーンショット
スクリーンショット
スマホをリモートマイクとして使用することが出来ます。
補聴器を探す機能は、電源の入った補聴器が電波の届く範囲にあれば、スマホを持って動いた場合に、補聴器に補聴器に近づいているか遠ざかっているかをバーで示します。

補聴器をどこかに置いてきた、あるいは落とした場合、補聴器とスマホが最後に接続されていた場所が地図上に示されます。
スクリーンショット
スクリーンショット

背番号10

投手
高校野球部の私の後輩で、ホークスの大竹耕太郎投手が、支配下登録され一軍の試合に出られるようになりました。

先日まで育成選手で背番号133を背負っていましたが、二軍の試合で安定した投球を続けて一軍昇格。

背番号は10番になりましたが、ピッチャーとしては珍しい番号ですかね。
選手
8月1日の西武戦に先発するそうで…。
プロの一軍で勝つのは簡単ではないでしょうが、自分の実力を出してもらえれば…。

目を見張るような球はありませんが、コントロールと駆け引きで打ち取っていくタイプです。
選手
高校の時に甲子園で一発をあびた西武の森捕手をぜひ抑えてほしいかなと思います。

スマートホンアプリ⑤ フォナック

フォナック
フォナックの「Remote」アプリを使用出来る補聴器は『オーデオ B-ダイレクト』
まだ調整出来る内容は多くはありません。

ボリューム変更(両耳同時、左右個別)とプログラム変更になります。
ボリューム変更個別
ボリューム変更両耳
プログラム変更
アプリの中の説明の箇所などで英語の部分が多いのは少し残念なように思います。