2018.10.18

手話と日本語③

練習の手話
前回少しややこしい話をしましたので、今回の内容は少し簡単なものに…。

練習先日手話サークルで聞き取り表現の練習をしました。日本語を聞いてそれを手話で表わすトレーニングです。
課題文の中にこんな箇所がありました。

「人参を一口大に切ります」

「一口大」という決まった手話単語はありませんので、まさに一口大の大きさを手で表わします。
にんじんの手話
何人かが同じような表現をして、意味が通じないことはないかもしれませんが、私には少し違和感がありました。

「人参」「一口大」「切る」

手話では基本的には物事を順番通りに考えますので、「一口大に切る」という考え方ではなく、「切って一口大の大きさにする」という考え方になり、「人参」「切る」「一口大」の表現になります。
イメージの手話
そして「切る」とい表現ですが、ハサミで切る、ノコギリで切る、包丁で切るというのは、全て表し方が違います。

包丁で切る場合も、キャベツの千切りと豆腐をさいの目に切る、きゅうりの薄切りでは切り方が違います。
人参を切って一口大にするには乱切りのような動きが必要です。

イメージ言葉に反応して手話を表わすのではなく、形や動作をイメージして表せば、自然と見ている人に通じる表現になると思います。日本語を手話に変えるだけでは通じない手話になってしまいます。