2019.06.11

耳かき

耳かき
最近、お客様からよく聞かれることがあります。
「耳かきってやっちゃいけないんですか?」
「耳かきはやらないほうが良いって聞いたんですけど。」
耳鼻科医が様々なところで耳かきについて言っていることを、お客様はご存知のようです。
ただ、耳掃除はダメと言っている医者はほとんどいないと思います。

ですが、やり方には気をつける必要があります。耳かき棒でゴシゴシ、ガリガリと外耳道を強く掻くのは外耳炎を引き起こす可能性があります。綿棒のほうがやさしくて良いのですが、綿棒の挿入の仕方によっては、耳垢を鼓膜の方へ押しやることも多いようです。
耳かき
耳垢は、通常は鼓膜側から外の方へ自動的に運ばれてきます。ですので、耳掃除は外耳道入り口から1cm位までをそっと外に向かってなでるくらいにして、決してそれ以上奥を掃除しようとしないでください。
それから、毎日耳掃除をするのは耳を傷つける恐れがあり、掃除する頻度としては月に1~2回で十分だそうです。
乾燥した耳垢
先日、イギリスで信じられないようなことが…。
耳掃除が原因で意識不明の重体に陥った方がいると。
使用した綿棒の綿が剥がれて外耳道の奥に残ってしまい、そこに細菌が増殖して脳にまで感染が広がったようです。
粘性の耳垢
綿棒は、水や脂で湿っていると、綿が軸からはずれることがあるようで注意が必要です。
もしそのようなことが起こったら、すぐに耳鼻科で処置をしてもらってください。

先ほど、耳垢は自動的に外に向かって運ばれて…と書きましたが、中には運ばれてこないで奥に残ったままの方もいらっしゃいます。もしかしたら、綿棒で奥に押し込んだ結果かもしれませんが、とにかく奥に耳垢が多く溜まっている様子を時々見ることがあります。
そういう時は耳鼻科で掃除してもらうようにしてください。素人が無理して掃除するようなことがないように。